Uターン経験者の田舎ブログ

北近畿で生まれ育ち、新卒Uターンした僕が、UターンやIターンについてや、田舎での過ごし方など、田舎出身者からみた移住のことなどに加え、育児や日々のことを書いていきます。

京都学生祭典というお祭りについて

こんにちわ、ginetanです。今年も京都学生祭典が無事開催されたらしく、各紙の地域ニュースにも上がっていました。「京都学生祭典」ってなんだろうと思う方が多いかと思います。

 

 

京都は学生が数多く集まる「学生のまち」です。
そんな京都だからできる、学生プロデュースの祭、それが京都学生祭典です。
大学生と産・学・公・地域が互いに連携して京都の魅力・学生の魅力を発信し、京都をさらに盛り上げていきます。
2003年の秋、第1回京都学生祭典が開催されてから今日に至るまでの間、
京都学生祭典は数多くの方からのご支援とご協力のおかげで、毎年開催することができています。
そんな全国でも例を見ない、京都だからこそ創ることができる祭、京都学生祭典をご堪能ください!

引用:京都学生祭典

 

まぁ、これだけではわからないと思うので、付け加えると、京都市内やその周辺の大学生が集まり、10月に行うお祭りです。各開催回で多少違いますが、踊りなどをメインにいくつかの催し物を京都左京区平安神宮前を会場に行っています。過去には京都駅前広場や大階段、新風館などをサブ会場にしたり、2日間開催をしたりとぼちぼちの規模のイベントです。(学園祭のインカレ版だと考えるとわかりやすいかと思います。)

 

大学生時代にたまたま僕はこの京都学生祭典を主催する京都学生採点実行委員会に所属していました。はっきり言って入った理由は、女子大生が多いという噂を耳にしたことによる不純な理由でした。残念ながら現実はそんなに優しいものではなかったですが・・・・。

 

ちょうど、僕が所属していたころは、初めの創設期から今後も続けていくための過渡期であり、いろいろな取り組みを行っているところでした。リユース食器などを使用し、環境に配慮していくというのもこの時期から始めたものでしたし、さまざまな企画が出され、消えてはいっていました。

 

大学生のときに、これだけ大規模なイベントの運営にかかわったというのはやっぱり良い経験だったな~と思いますし、組織に所属して物事を動かすということはどういうことか、大学生ながらに少し知ることができました。

 

 

一方で、残念なことに本来地域振興の意味合いを持つこの取り組みが、大学生ゆえに地域の人との間にギャップが生まれたりしている場面も見ることがあり、なんだかな~と思うことも多々ありました。

 

一例ですが、当時、打ち水を地域との連携の企画で度々行っていたのですが、ある時、雨が降った後の打ち水になり、打ち水としてはほとんど効果がないタイミングでの催しになってしまったのですが、学生祭典側としては色々都合があるので実施したそうです。その後、地域の方に参加していた大学友人から「あの打ち水意味あったん?おばちゃんら~、「大学生がやりたいって言ってるんだからやらせてあげたらいいのよ、まぁこれも付き合いやからしょうがない」って言ってたで」という言葉を掛けられました。

 

 

結局、「○○みたいな事がしたい大学生」「付き合いで参加してる地域」という構造があり、地域住民と大学生が共同で地域のために行動する本質はどこに行った?ということが発生してしまってました。

 

 

やっぱり、こういった事が起こるのって残念だなと思います、学生の良いところって柔軟なところ(悪いところにもなりますが)であって、本来ならならどういった形ならよかったのかってすぐに検討して、リターンすべきだったと思いますが、当時はそうならなかったと覚えています。

 

まぁ、あれから少しずついろいろと改善されていってるようなので、回を重ねるごとに起こる新たな失敗は少しずつフィードバックしているんだな~と思います。

 

 

せっかく、以前は京の3大祭りに続く祭りに!って掲げていたくらいなので、しっかりと地域と連携して良いイベントを作り続けてくれればな~と思いますね。