ありきたりは辞めて、手土産は地元愛をみせよう
今週のお題「おすすめの手土産」
おはこんばんわ、ginetanです。今週のお題は「おすすめの手土産」ということです。手土産って悩みますよね。自分が貰ってうれしいものを持っていけば良いって言いますけど、人によって好みってだいぶ違いますし、同じお菓子でも洋菓子が良ければ、和菓子が良い人もいるので正直正解なんてない気がします。
なので、せっかくの手土産なんで、地元感満載の物を持っていくことを僕は推奨します。
実は僕の奥さんは東海地方出身です。そのため、年に数回程度奥さんの実家に、家族で里帰りをします。となると、まあもちろん手ぶらでは行けないので、手土産が必要になります。東海地方の方からすると僕の住んでいる北近畿エリアってどんな場所なのか、何があるのか不明なエリアなんですよね。
なんで、せっかくの機会を活用し、手土産には地元感や京都感がありふれる手土産を用意することが多いです。せっかくなんで僕が実際に持っていった手土産の中からおすすめの品をチョイスして紹介します。
鯖のへしこ
最初からインパクトありふれる品ですが、鯖のへしこです。知らない人も多いと思いますが、要は鯖の糠漬けです。鯖を塩と糠で漬け込んだ保存食です。昔は各家庭で漬け込んでいたそうですが、今はあんまりです。僕の実家は、母方が海沿いの漁師町出身なので鯖の時期になると、母が大量に鯖を買い込み家で付けていました。最近は福井県若狭地方の鯖のへしこが有名ですが。京都北部の丹後地方でもへしこは伝統食です。ちなみに、鯖以外にイワシで作ったりもします。
食べ方としては糠を洗ったりはせず、そのまま焼いて、ご飯のお供や酒のつまみに食べます。おすすめは焼き立てをご飯にのっけて、お茶を掛けてお茶漬けで食べるのがお勧めです。保存食故に塩が多いため、一切れでご飯3杯いける品物です。
若い方向けというよりかは、50代60代の方向けにお勧めです。特に都市部だとあまり売ってはいないので、その美味しさを知っている人にはかなり喜ばれると思います。
京ばあむ
「京都といったら京ばあむ」ですよね。これは、生八つ橋で有名な「おたべ」(現在の正式名称は株式会社美十)が出しているバームクーヘンです。生地に抹茶と煎茶がブレンドされていて、また豆乳がつかわれているためか京都らしい上品な味に仕上がってます。正味、激うまです。こういった商品って無難に仕上げているのが多いですが、そこは生八つ橋で培ったお菓子づくりのノウハウなのか、甘すぎず、抹茶が主張しすぎず、でも最後には口に記憶が残るような仕上がりになっています。
バームクーヘン好きな人はもちろん嫌いな人も一度は食べてみてほしいです。
竹中罐詰ギフト
たかが缶詰、されど罐詰です。日本三景天橋立のおひざ元でオイルサーディンなどの製造を行う竹中の罐詰ギフトです。手土産には少し重たいかもしれませんが、お酒を飲む方などだとかなり喜ばれると思います。一番のお勧めはなんといってもオイルサーディンですが、このギフトだとそれ以外にししゃもやカキのオイル漬けも楽しめます。種類によってはハタハタやホタテのバージョンもあります。
イワシもおいしいですが、個人的なお勧めカキが好きです。オイル漬けといっても全く油が気にならず、日本酒からワインにまでなんにでもあいます。僕が人に手土産で上げる場合はセットで買う以外に、バラで買ってお勧めの組み合わせを作ってあげたりします。親しい人なら単品で買って好みの組み合わせで上げると喜ばれると思います。また食べるときはガスコンロにふたを開けてそのまま火にかけて食べるとうまみを逃がすことなく食べれます。
弥栄鶴 純米大吟醸 笑顔百薬
京都の日本酒は数多くあれど、その中でもお勧めの一本です。これは京丹後市の竹野酒造さんが作られているお酒の中の一つです。この蔵元さんは酒米の作り方からこだわり銘柄それぞれが一つ一つ特徴のあるうまみを作り出してます。
これ以外にもおすすめしたいのがあるのですが、あまり出すときりがないので、その中でも最もお勧めの一本です。キリっとした辛口で、アッというまに入っていきます。果物とブレンドしたりするのも良いらしく、梨をミキサーにかけてそこに混ぜてカクテルみたいにして飲むのもよいみたいです。
燗か冷だけじゃないってのが面白いですよね。そういった新しい飲み方を添えて渡すと一層喜ばれるんじゃないですかね。
ざっと4つ紹介しました。本当はもっとお勧めの手土産はあるのですが、書きすぎるとキリがないのでこのあたりに。
どうせ、手土産で持っていくなら、あたりさわりのないものより、これが自慢だって商品を持っていく方が自分の住んでいる地域の理解がすすみますよね。
みんなも、ありきたりな手土産辞めてニッチな手土産でせめよう!