Uターン経験者の田舎ブログ

北近畿で生まれ育ち、新卒Uターンした僕が、UターンやIターンについてや、田舎での過ごし方など、田舎出身者からみた移住のことなどに加え、育児や日々のことを書いていきます。

RESASって何?地域経済分析システムで遊んでみた

おはこんばんわ、ginetanです。

 

みなさん、RESASって知ってますか?知らない方が多いとは思います。正式名称は「地域経済分析システム」で、その英語表記がRegional Economy & society Analyzing System)なので頭文字をとって通称"RESAS”(リーサス)って言います。

 

RESAS -地域経済分析システム-

 

国の地方創生に合わせ今年の4月に公開されたものですが、この9月にパワーアップし、このシステムを使った政策アイデアコンテストの応募が11月15日を期日に募集されているようなので、せっかくの機会に遊んでみました。

 

 

RESASとは

そもそも、RESASって何?ってお話しですが、要は国が持っている地方自治体等に関するビッグデータ見える化したシステムです。主に4つのマップによって構成され、それぞれ「産業マップ」「観光マップ」「人口マップ」「自治体比較マップ」です。

 

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TOPページはこんなの、ちょっと良い感じ

 

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左端のプルをクリックすると各マップの選択が表示されます

 

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各マップをクリックするとさらに中分類が表示されます

 

 

どんなシステムなのか

選択する表示内容によっても違いますが、おおむね「全国」「都道府県単位」「市区町村単位」で表示レベルを指定でき、色グラフのその増減、高低が表示されるため、一目で大まかな情報を認識しやすいです。

 

また、マウスをマップ上の都道府県、市町村に合わせると数値が表示されるので実数を知ることができます。

 

表示する内容にしても、稼ぐ力分析一つにしても、「付加価値額」から「労働生産性」など様々な表示を選択でき、表示産業も「大分類」だけでなく「中分類」を選択できるので、比較的詳細に調べることができます。

 

一部のマップでは「from-to分析」もでき、調べたい地域にはどの地域から人か来ているかなども、視覚で一瞬で認識することができます。

 

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色分けされているので一瞬で大まかな情報が視認可能

 

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表示レベルの選択で自治体ごとに表示可能、カーソルを合わせれば実数も表示

 

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表示レベルから年、表示内容、産業だけでなく、グラフ分析なども表示可能

 

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一部情報はfrom-to分析表示可能

 

あそんでみよう

 

せっかくなんで、各種データを見て遊んでみるのをおすすめします。かなり細かい分類で情報をみれるので、自分の住んでいる地域がどのような状況なのか、どこからの流入が多いのか、流出が多いのかなど見ていると結構楽しめます。また、企業の割合などを見ていても、全業界だと下位でも、一部業種だと全国でも上位だったりと意外な発見があります。

 

 

 

かなりの情報を搭載したシステムなので、自分の住んでいる地方自治体の状態やその周辺自治体の動向なども非常に詳しく知ることができるシステムかなと思います。せっかくなのでRESASを利用した政策コンテストに応募するのもありかと思います。

expo.nikkeibp.co.jp

こちらの締め切りは11月15日ということなので、根気詰めれば今からでも十分間に合うかなと思います。

 

せっかくだから、僕も応募してみようかな。でわでわ