Uターン経験者の田舎ブログ

北近畿で生まれ育ち、新卒Uターンした僕が、UターンやIターンについてや、田舎での過ごし方など、田舎出身者からみた移住のことなどに加え、育児や日々のことを書いていきます。

新卒Uターンで田舎に戻ろうと思った5つの理由

 

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 こんにちは、ginetanです。 

 

 UターンやIターンをしようと思うきっかけは人それぞれです。ぼくが、将来は田舎で生活しようと考えたのは高校生の時です。そのきっかけなどについては別の機会に書くとして、新卒Uターンを考える人はおそらく就職活動手前や最中に考え始めると思います。実際僕も、明確に新卒Uターンをしようとおもったのは、就職活動中でした。実際にぼくが大学時代に就職活動を行う中で、新卒で地元にUターンしようと思った理由を5つにまとめてみました。

 

 

 

1.リーマンショック真っ盛りで就活が大変だった

 僕が就職活動を行った年はいわゆるリーマンショックの影響を受け、企業が新卒の採用人数を減らしている状況下でした。周りの同期を見渡すと、「就職先が決まらない」「就職浪人することに決めたよ」「とりあえず、大学院に進むよ」「旅に出ます」と言った声を上げている奴も少なからずいました。今は買い手市場と度々ニュースやネットの記事等でみますが、当時はそんな状態でした。実際に、自分も目指していた企業などには内定をもらうことができず、その後とある企業に内定をもらうことはできましたが、どこか心に引っ掛かるものがあり、それが地元に目を向けるきっかけになりました。

 

2.地元に戻ろうかと考えている同級生が多かった

 これは年代によって大きく違うのですが、自分の高校、中学の同級生では、将来地元に戻ろうかと考えている人が多かったです。実際に新卒でとはいかなくても、就職して3年くらい経ってから戻ってきた友人も多いですし、今なお地元に戻ろうかと考えている友人も知っているだけで何人かいます。これは、「地元に戻っても誰もいない」というネガティブ要素がなくなるのでとてもよかったと思いますし、自分だけじゃないと考えることができたので良かったです。

 

3.高速道路が延伸した

 ちょうど自分が地元に戻る年の春に高速道路が延伸し、家から早ければ2時間程度で都市部に行けるようになりました。自分が小さいころは余裕で3時間以上かかり、高速道路も全然できていなかったのでずっと下道を走っていました。往復4時間程度で都市部に行けるようになったのは、週末に買い物や遊びや人に会いに行くにあたって気分的に楽に感じるようになったのも大きいです。なんだかんだ言っても、都市と地方の交通網の整備は大切だと思います。

 

4.面白そうに思う企業がいくつかあった

 まだ、正式に戻ることを心に決める前に、下調べで地元の企業を探していましたが、小さいながらも面白そうな企業をいくつか見つけることができました。もちろん、田舎の中小企業なので大手求人サイトなどに求人情報がでるわけもなく、必要なときはハローワークや自社のサイトでの募集がほとんどです。これは大手求人サイトで就活を続けた場合、知ることができなかったので、某サイトに頼りすぎてはだめといういい教訓になりました。今も、最初見つけた企業にて働いていますが、田舎ほど採用に金を掛けられないという所がほとんどなので自分の力で求人を探してみるのが

大切だなと思います。

 

5.元々田舎に戻ってやりたいことがあった

 上に色々書きましたが、結局は自分自身に田舎で戻ってやりたい事があったのが一番大きいです。(実際にはまだまだできていませんが)

 あまり、意志の強い方ではないので都会で就職してしまったら、なし崩し的に持っている目標を捨ててしまうだろうな~というのが、自分でも安易に予想できました。なので、最初から田舎に戻れば、とりあえずその目標達成に向けて動くしかないだろうと思い戻ることを決めました。これが、わざわざ新卒Uターンで田舎に戻った理由としては一番大きい理由かもしれません。

 

以上が自分が田舎に新卒Uターンで田舎に戻った理由です。こうやって書くと意外と環境によるものが大きかったのかなとも思います。