Uターン経験者の田舎ブログ

北近畿で生まれ育ち、新卒Uターンした僕が、UターンやIターンについてや、田舎での過ごし方など、田舎出身者からみた移住のことなどに加え、育児や日々のことを書いていきます。

住んでみないと分からない田舎の悪いところ。その1

 こんにちは、ginetanです。お盆過ぎたら一気に寒くなってきたな~と思います。前回の記事で、「まだまだ暑い日が~」とか書いてますがたった数日で言っていることが180℃変わっているのは許してください。取りあえず、朝晩が寒くて、賃貸アパートの1階の部屋なのに、窓前回で寝ている僕には、この寒さは風邪引き直行ぽいので勘弁してほしいです。

 

 田舎に住んでいると朝晩の冷え込みを非常に感じます。京都市内に住んでいた時も盆地のせいか朝晩の冷え込みには苦しんできましたが、地元に戻ってみるとより一層苦しむ羽目になりました。とにかく、寝相が非常に悪い、うちの子が風邪をひかないか心配です。

 

 

 

 

 夏が過ぎると、秋になりますが、9月~10月は田舎はどこも秋祭りの時期です。秋祭りは基本的に農村の収穫祭の意味合いが強いので、田舎でも商業中心の地域などは秋祭りを行ってなかったりもします。こういった祭りなどのイベントごとが多いのも田舎の特徴ですが、そういった部分に田舎の悪い所がでてきます。

 

 実際に田舎に住むとわかるのですが、住む前にそういったのも知っておきたいと思うので祭りの際を事例としてまとめてみました。

 

その1 何も教えてくれない

 

 結構、かなりの確率で発生すると思います。意外と何も教えてくれないんですよね。○日に秋祭りあるよというのは、回覧板であったり有線(田舎だと地域ごとに連絡放送ようにひいてたりします)であったりで回るんですけど、「肝心の参加するにはどうするのか」、「服装はどうしたらよいのか」、「前準備やしきたりはあるのか」などって意外と教えてくれないです。はっきり言ったら新しくその地域に入ってきた人や、数年間都会にでてUターンで地元に戻ってきた若者ってそのあたり分からないんでよね。まず、だれに聞いたら教えてくれるかもわからない場合もありますし、そもそも上の情報を聞かなきゃいけないということすら知らないこともあります。有線ひいてなかったら祭りのハッピの貸出日すらわからないこともあります。

 

とりあえず、人の出入りが少ないので知ってて当たり前というスタンスになり、知らないほうが悪いという感じのところもあります。

 

 

その2 村八分はある

  

 これは実体験なんですが、僕が地元に戻って2年目くらいですが、僕と同じく地元に戻ってきた同級生が祭りの太鼓を教えに行っていました。地域の青年が中学生に教えるのですが、僕は忙しかったこともあり、依頼や誘いも来なかったのでわざわざ出てなかったのですが、その同級生が、「○○は来ないんですか?」とほかの太鼓を主に押しているその地域の青年のまとめ役みたいな人に聞いたところ、「○○さん家はめんどくさいし、じゃっかん村八分だからいいねん」と返答されたそうです。それを聞いて、大急ぎで同級生は僕に連絡してきました。自分の実家がそういう扱いだったのにも驚きでしたが、普通にそういうのが未だに当然ようにあるのがびっくりでした。まぁ、自分の実家がそういう感じになった理由を後から知った時には若干「・・・・」でしたが。

 

 その3 よそ者の参加を嫌がる

 

 これは、僕が別の地域で、祭りの神輿の担ぎ手が足りないという処に域外の学生の参加を提案したときにあったことですが、「よその者を参加させるのはちょっと世話役などが了承しない」と言われてしまいました。未だに!!と思われるかもしれませんが、意外と年配の方などは未だに上記なような考えを持っている人もいます。だいぶ少なくわなってきていますが、その2と合わせてもまだ根が深い問題です。

 

 

以上のような感じです。もちろん上記のことが無いような地域もありますが、まだ少数派だと思います。できれば、田舎にIターンで移住をしようと考えてる都市部の出身者のかたは上記のような問題をしっかり把握するためにもお試し移住なんかでその地域や田舎のことを知ることをお勧めします。

 

お試し移住ってなんぞや?って方は次のエントリーで説明しますのでよろしく!