Uターン経験者の田舎ブログ

北近畿で生まれ育ち、新卒Uターンした僕が、UターンやIターンについてや、田舎での過ごし方など、田舎出身者からみた移住のことなどに加え、育児や日々のことを書いていきます。

新卒で田舎にUターンして、デメリットに感じたこと

 こんにちは、ginetanです。 

 

 自分が実際に新卒でUターンしてみると、やっぱりやめときゃよかったかな~と思ったりすることもありました。というか、実際に動いたりしてたら以外とデメリットがあって、ちょっと後悔することもありましたし、実際に今でも苦労していることもあります。実はこのデメリットで実際にUターンを考えたり、行動するまでは分かり難かったりします。そこで自分が田舎に新卒Uターンをして感じたデメリットをまとめてみました。

 

 

 

1.ビジネススキルを身に付けにくい
 会社の規模や経営者の考え方にもよって違うので、一概には言えませんが、個人的には都市部の会社で働くよりもビジネススキルが身に付けにくいと感じました。一般的なビジネスマナーから文章作成スキル、プレゼンスキルなどを向上させるのに苦労しました。自分が一番最初に入った企業は従業員が10人にも満たない零細企業でしたので、これまで新卒で社員を採用したこともなく、自分が初めて新卒で採用された社員でした。そのため、どう育てるかというのに、上司も悩んだそうです。実際には、地域の商工会や商工会議所が主催するビジネスマナー講座やスキルアップセミナーへ参加させてもらって身に付けたりしましたが、いっぱしのスキルを身に付けるまでに苦労した感は否めません。出来れば、田舎に新卒でUターンしようと考えている方は、会社に任せず、自分で積極的に動くことをお勧めします。スキルアップに関しては自分も今でも結構苦労しています。
 
2.職種選択の幅が狭い
 これは僕が新卒Uターンを決めてから就職活動をしていくなかで一番苦労した点です。当初僕は営業や企画、マーケティングなどを想定して就活をしていましたが、実際探してみると上記の職種を想定して求人をしている所は自分の田舎ではほとんどありませんでした。基本的には工場での製造職や介護関連業種、旅館等の観光関連職種が多いかったです。上記の職種を希望している方は良いですが、それ以外の業種、職種希望の方は探すのが大変だと思います。また、IT関連の求人は殆どありません、田舎でIT関連の仕事をするには、ほとんど独立して行うしかないかもしれません。また、事務職は皆無と言ってよい程ないです、合っても契約社員やパートが多いかったです。
 
3.最新の情報が入って来ない
 最新の情報やトレンドはどんなものでも都会で生まれます。何故かUターンやIターン、田舎暮らしに関することでも都会でまず最新の情報が生まれ、集まります(笑)。そのため、自分から積極的に収集しないとかなりの確率で取り残されます。特に最初から田舎にいると、収集する方法する分からない場合が出てくるので、なるべくWEBを駆使してマメに情報を駆使するのと、意識高い系の友人とのつながりを残しておくのをお勧めします。
 
4.出会いがない(笑)
 これは本当です。出会いがありません。まぁ、自分は学生時代から付き合っていた彼女と結婚までいったので出会いの必要はありませんでしたが、周りの彼女がいない友人はみんな言っています。特に田舎に戻ってくるのは男性の方が多いので、男性陣は特に出会いがないと思います。だいぶ積極的に動かないとダメかなと思います。新卒でUターンすると同年代の異性と出会える最終ラインが大学になるので、がんばってください。「会社の同期と~」なんてことはありません。そもそも、新入社員1人とかざらなので同期なんて夢を見るのは止めた方が良いです。
 
 
以上が、僕が新卒でUターンをしてデメリットに感じたことです。私生活面では田舎に戻るということはメリットは大きいですが、ビジネス面で考えると基本的に自身が主体的に動かないと良い方向には動きませんので気を付けた方が良いです。今回は、「新卒」でUターンをした場合に特に感じるデメリットです。新卒でなくても感じるデメリットは別の際にでもかけたらと思います。