Uターン経験者の田舎ブログ

北近畿で生まれ育ち、新卒Uターンした僕が、UターンやIターンについてや、田舎での過ごし方など、田舎出身者からみた移住のことなどに加え、育児や日々のことを書いていきます。

最近の「婚活移住」ブームってぶっちゃけどうよ

こんにちわ、ginetanです。なんか、偉そうなタイトル付けてしまいましたが、別にそんな濃い内容ではないです。ただ、現状の「婚活移住」に関して少し批判的な内容が含まれるので、そういうの嫌な人は「続きを読む」を押さない方が良いと思います。

 

 

 

 

 

最近、どの自治体も婚活移住ブームですよね。某テレビ局が、嫁不足の地方に公募であつまった女性をバスで送り、数日間かけて婚活イベントをし、カップルを作る番組を行ってから、都会の女性と地方の男性を結びつけるイベントって多くなったように思います。

 

いいですよね。田舎は断然男の方が多いですし、都会は女性の方が多いので、都会の女性と田舎の男性を結びつけるのって理に適っていると思います。でも、「婚活移住」が「田舎の男性と都会の女性」って構図しかないのって、ぶっちゃけどうなのよって思ってしまいます。

 

結局それって、男性の生活圏に女性が入って来いって話であって、現代の嫁入りじゃん。男性が女性を養っていくってのが前提だしね。それって、一度女性の生活スタイルがリセットされるってことだから、女性の活躍を掲げている割に逆行してね?って思ってしまいます。 もちろん、田舎に住みたいって女性が参加するわけなので、ここまで極端な話ではないのですが、なんとなく違和感を持ってしまいます。

 

どうせなら、都会の男性が、田舎の女性を求めに行く婚活移住もあったらいいのにそれってないんですよね。結構、女兄弟のみって家も多いから、婿がきてくれると嬉しいと思いますが。田舎で職を持つ女性のもとに、都会の男性が婿に来て、専業主夫をしながら、新しい自分探しをするって、結構ありじゃないですか?

 

まぁ決して、いまの「婚活移住」といものが駄目ってわけではなく、それ以外がおいてけぼりな感じがどうかなと思うってことです。田舎に住んでいる女性でも出会いがないな~という方も結構います。田舎って都会以上に早く結婚するか、遅く結婚するかの2極化になってます。20後半から30位に結婚する人って以外と多くない感じになってしまっているんじゃないですかね。

そんなこんなで、うまい事良い出会いに巡り合えず彼氏いませんっていう女性結構いるんですよね。実際、だれか良い人いないかな?ってな話時たま聞きますし。こういうと、「田舎だしすぐに良い人見つかるんじゃないの?女性の方が選び放題じゃない?」って思うかも知れませんが、実際はそうじゃないです。田舎って人の流動が少ない分同年代の交流ってそんなに多くないんですよね。大体、小学~高校の時の知り合いとつるんでしまいますし、それ以外の人との交流って中々生まれません。

 

そういう、地元の女性と男性の交流を促進するイベントってもっとあった方が良いと思うんですよね。いや合コンとかはあるとはおもいますが、自治体などの行政が支援するイベントは少ないです。でもって、参加する人たちの心理をわかっていないです。

 

 

ときどき、地元の男性、女性を対象にした婚活イベントを地元で開催している地域を見ます。僕の住んでいる地域でもやってました。でも、そのイベントを地元でやっているんですよね・・・・。んでもって、そんなに参加者は多くないという。

 

普通に考えてみて、地元でやると、結局参加する方は恥ずかしいんですよね、もしかしたら地元の知っている人に見られるかもしれないし、地元のありきたりな場所でやることになってしまうから新鮮味もない。そりゃあ、参加に躊躇してしまうと思います。

 

どうせなら、ちょっと遠くに行って(1~2時間程度の距離)、移動時間に場を温めながら会場についたら、スムーズにイベントに入れるって方が良いと思います。意外と、周りを気にする必要がないって大切ですよ。

 

 

ブームとしての「婚活移住」に捕らわれることなく、田舎同士、田舎と都会、いろいろな形でカップルが生まれて新しい家庭が、田舎でもどんどん生まれていったらな~と思う今日この頃