Uターン経験者の田舎ブログ

北近畿で生まれ育ち、新卒Uターンした僕が、UターンやIターンについてや、田舎での過ごし方など、田舎出身者からみた移住のことなどに加え、育児や日々のことを書いていきます。

田舎は消耗品、都会は資産。土地を買い、家を新築するということの違い <続編>

おはこんばんは、ginetanです。10月はなるべく頻繁に更新するぞと思いながら、奥さんの実家に行って更新できませんでした。

 

今回は以前アップした土地と家に関することの続編です。前回の記事はこちら

 

 

inakagurashi.hatenablog.jp

 

 

ちなみに、前回紹介した土地の広さってどれくらいなの?って方のために簡単に説明すると、4~5LDKの家建てて、駐車スペース2台分(普通車)確保してもまだ庭に回すことのできるスペース余ります。

 

都会に住まわれているかた、広すぎじゃん!って突っ込みたくなるかもしれませんが、田舎の必要スペースに合わせているのでお許しください。

 

 

じゃあ、その土地に、家を建てるとなると実はさほど差は開きません。

 

上で挙げた4~5LDKの家を建てようと思うと、大体建物本体の価格は1800万程度だそうです。これは、諸経費を含まない金額なので諸経費込だと2200万くらいですかね?

 

もちろん、内装を高級なものや断熱、防音効果の高いものにしたいという、個人の希望があれば、どんどん価格は高くなっていきますが、それは田舎でも都会でも同じです。

容積率が一緒だと大体建てれる建物の広さが似たり寄ったりになってきますし、都心と田舎で家建てるのに差がない(特にハウスメーカーなどを使うとほとんど差はないと思います。)ってのが本当のところです。

 

つまり、土地を買うってことは都会と田舎では大きな差が生まれますが、家を新築するってことにおいてはほとんど差がないのです。

 

じゃあ、何故田舎は消耗品、都会は資産になるのか。

 

結局は需要と供給の関係です、都会では中古の一軒家でも需要はあり、頻繁な売買はされますが、田舎では中古の一軒家は基本的に売れません。賃貸需要もほとんどないので、人が住まなくなった一軒家は置物と一緒です。

 

じゃあ、田舎では何故売れないか・・・結局は新築好きなんですよね。先にもあった通り、土地の価格含めると都会と田舎では大きな開きがあるため、中古物件を買うという選択肢が生まれますが、田舎では家を新築する価格からみると土地の価格は正味、内装を贅沢しなかったり、何かをあきらめれば許容範囲に入ってしまう程度の価格でしかないのです。

 

じゃあ、誰かが自分の考えで建てた中古の住宅より、自分の希望を取り入れた新築を建てるほうが結局良いって判断に行きつきます。

 

また、資産価値がないため、自分の代が住めばよいという考えになるため、その子供たちも自分達の世代が住む程度の家をまた新築します。その結果、家の数は増えるため、より建物自体の資産価値がなくなるのです。

 

まとめ

家を新築しようとしている、田舎暮らし&移住予備軍のみなさん、家は資産なんて言葉を鵜呑みにせず、自分たちの代で処分するものだと思って家は建てましょう!